和歌山で営業するわんちゃんのシャンプー屋さんです。 初めて出会ったわんちゃんの画像やエピソード、日々つれづれをアップしていきます。
菜の花忌
2014年02月28日 (金) | 編集 |
先の2月12日は『菜の花忌』。作家、司馬遼太郎さんの命日であり故人が野に咲く花、菜の花やたんぽぽを愛でたことと、かの名作『菜の花の沖』に由来するそうだ。

30代で『竜馬がゆく』全八巻を夢中になって一気に読破してからというもの、司馬さんの作品はそのほとんどをむさぼり読んだ。ちょうど初めての起業をし、自身の見通しの甘さから失敗。失意のどん底にいた僕にもう一度勇気をくれたのは司馬遼太郎がいろいろな登場人物に語らせる言葉、滲み出るような人生観でした。

その中のひとつ、竜馬が言った言葉

人間というものは、いかなる場合でも、
好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ。


当時は何気なく読みとばしていたのに。初めて自分がやりたいこと好きなことを生業とできている今になってこの言葉の意味がやっとわかった気がします。特に無から有を生み出さなければならない起業において、この仕事はいけそうだ、儲かりそう。という動機だけではいかんのだ。

菜の花忌

十年ほど前になるだろうか、独りで東大阪の『司馬遼太郎記念館』を訪れたことがある。司馬さんの自宅あとに建てられたもので立派な展示室や数々の蔵書など素晴らしかった。でもそれ以上に見入ってしまったのがまるで自然の森の中ようにさまざまな樹木が茂る庭からのぞいた当時のままに保存された書斎。

多くの作品がこの部屋、あの机、その椅子から生まれた。

あの日は平日で来場者も少なく。長いあいだ見つめていたように思う。。まるで司馬さんの息遣いが聞こえてくるようでした。機会があったらまた訪ねてみたい。


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